ブリューゲル版画の世界展

先日「ブリューゲル版画の世界」に行ってきました。
ブリューゲル版画の世界


よく美術展のポスターを電車で見ますが、この展覧会のポスターは目立ってたと思います。

公式サイトもポスターと同じく、不思議キャラたちがかわいいんですよね。実際、展示室の中も3Dの不思議キャラがたくさんいて楽しかった。


でも、このキャラクターって作品のごく一部なんです。
それなのにキャラクター達に絞って、展覧会を宣伝してたのがすごい。会場は大盛況だったし、このキャラクターが入っている「7つの大罪」シリーズの前は大行列。


展示物は銅版画とその素描。
当時の銅版画って浮世絵と同じで、下絵を描く人、絵を銅板に彫る人、版画を売る人、が分業になってます。
このうち、ブリューゲルさんは「下絵を描く人」なんですが、この他に「絵を銅版に彫る人」も作品データに載っていました。


「絵を銅版に彫る人」の中では、ファン・デル・ヘイデンが彫った作品が、陰影が細かくて迫力があるなって思いました。
でも、彫った人の人物情報ってWebではあまりヒットしないな。こういうのは、美術書で調べたらいいのかな。


それと美術展の企画も、誰がやっているのか調べたい。
詳細は各美術館の人が決めているんだろうけど、宣伝は代理店が入ってたりするのかな?


展覧会企画者の名前も出たら、この人だから次も期待…とかできそう。