占いに行ってきた -台湾 行天宮・占い横丁
[いつ頃行った?]
10月22日
[なにで知った?]
今回はツアコンしてくれた方に連れてってもらいました
(ツアコンさんは占いに興味ナシ)
占い横丁は旅行雑誌にも載ってます
[見料(費用/見てくれる時間)は?]
1000元(3000円くらい)/2人で30分くらい?
占い横丁全体で、平均1000元くらい、人によって5000元の場合もあり
日本円で考えると、3000円は一般的な金額だと思うけど
台湾の物価で考えると割高なのかな
[なにで占う?]
台湾式の四柱推命?(たぶん)
当日は台風でお客さんが少なかったので、手相と開運人相もおまけで見てくれました
[占い師さんの印象は?]
実年齢にはとても見えない!
大阪の上品なオカンって感じかなぁ
[何について見てもらった?]
全般的な運勢
[占いの結果はどうだった?]
旅行前から台湾の占い師は容赦ないから、絶対凹むよ〜と脅されてたんですが・・
結果からいうと、ほめ殺し
日本語ができる先生だったせいか、厳しいことは言われませんでした
(占い師さんによって、守護神が牛だから今後は牛肉食べないように、とか言われるって聞いてたので楽しみだったんだけど)
占いは、生年月日+生まれた時間で、人生全般の運気を見てもらいます
今回は一緒に見てもらった友人と付き添いが3名いて、
みんな学生の頃からの付き合いなんですが…
わたしよりも、みんなの方が占いの内容に納得してました…
過去についても、運気が下がっていた時期を教えてくれたんだけど
私も友達もトラブルがあった頃とシンクロ
それを踏まえて、今後はこの時期に気をつけてとアドバイスされます
恋愛運は前回(高田馬場)と同様、三角関係になりやすいねと…
目尻にシワが寄る人は浮気者らしいですが、実際どうなんだろう
(年齢が上がると、大抵はシワが出来るような)
人生全般を見てもらうと、そこまで悪い事って言われない気がする
次はもっと短期〜中期的に占ってもらお!
ブリューゲル版画の世界展
先日「ブリューゲル版画の世界」に行ってきました。
ブリューゲル版画の世界
よく美術展のポスターを電車で見ますが、この展覧会のポスターは目立ってたと思います。
公式サイトもポスターと同じく、不思議キャラたちがかわいいんですよね。実際、展示室の中も3Dの不思議キャラがたくさんいて楽しかった。
でも、このキャラクターって作品のごく一部なんです。
それなのにキャラクター達に絞って、展覧会を宣伝してたのがすごい。会場は大盛況だったし、このキャラクターが入っている「7つの大罪」シリーズの前は大行列。
展示物は銅版画とその素描。
当時の銅版画って浮世絵と同じで、下絵を描く人、絵を銅板に彫る人、版画を売る人、が分業になってます。
このうち、ブリューゲルさんは「下絵を描く人」なんですが、この他に「絵を銅版に彫る人」も作品データに載っていました。
「絵を銅版に彫る人」の中では、ファン・デル・ヘイデンが彫った作品が、陰影が細かくて迫力があるなって思いました。
でも、彫った人の人物情報ってWebではあまりヒットしないな。こういうのは、美術書で調べたらいいのかな。
それと美術展の企画も、誰がやっているのか調べたい。
詳細は各美術館の人が決めているんだろうけど、宣伝は代理店が入ってたりするのかな?
展覧会企画者の名前も出たら、この人だから次も期待…とかできそう。
iPhoneノベルなび大賞 作品募集スタート
超短編とはちょっと趣旨が異なりますが、「ノベルなび」という企画でも短編小説を募集しています。
「iPhoneノベルなび大賞」 募集要項
「ノベルなび」は、位置情報と小説を組み合わせた企画です。
これもテーマは「恋」。さらにストーリーに京都の土地を3箇所絡ませること。
旅行した時に、その場所の歴史を知ってると、いまはなにもない場所でも、セルフ・セカイカメラって感覚で、沢山レイヤーとかタグが見えるから、これを可視化するイメージ、なのかな。
今回はゲーム機能も付くみたいなので、さらに面白くなりそう。
自分が実際にやったことがある京都ツアーは、「金閣寺」と「足利尊氏」ツアー。
「金閣寺」は三島由紀夫のやつ。夜間拝観で時間いっぱい、鳳凰ながめてました。
足利のほうは、ゆかりの寺社はもちろん、鴨川歩きながら、ここを後醍醐天皇が八瀬童子に担がれて行幸したんだぁとか、四条河原あたりで河原者達が・・で、ニヤニヤしてた。
こうゆうのは1人で行ったほうが、妄想度が上がりますね。
いまなら、四畳半神話大系ツアーも楽しそう。
このあいだ、spoonで特集してましたね。
さてどんなツアーにしようかな〜♪
こちらは11月締切り。賞品が豪華!w
超短編の世界3 作品募集スタート
2008年に1が出版された超短編の世界、好評につき第三弾が企画されているそうです。今回はテーマが増えて、ますますおもしろそう。
超短編の世界3 募集要項
今回のテーマは「不思議な恋」。
超短編のおもしろいところってCM映画みたいな、一番いい場面だけ切り取ってみせるところ。
恋だと、出会いか別れの場面が一番書きやすそうだけど、どんな作品が集まるのかな。
ちなみに、自分の鉄板「恋バナ本」といえば『戀愛譚』。
小説誌に連載していた当時は印刷が残念だったけど、単行本は装丁が素敵!
むかし話のお姫様をモチーフにした、恋愛と呪いのお話。
もう一つ、話題の『モテキ』。
漫画・ドラマもおもしろいけど、モテキを媒介にした恋愛バナもおもしろい。ご本人も参加の対談、イトイ新聞がなるほど!っでした。
ほぼ日刊イトイ新聞 - 愛と言うにはちょっと足りない。
愛にちょっと足りないって、なんかいいなぁ。
さて、募集締切りまで2週間切りました。
ちょっとがんばろ。
グラン・バカンス 廃園の天使1:飛浩隆 / The Fantastic Art of Beksinski
「グラン・バカンス」はハヤカワSFシリーズJコレクション版を図書館で見つけて、タイトルと表紙に興味を持った読みました。
著者の飛さんは、この作品以外にも様々なSF賞を受賞されています。2010年は「自生の夢」が第41回星雲賞日本短編部門に選ばれたそう。
<あらすじ>
仮想リゾート“数値海岸”の一区画“夏の区界”。南欧の港町を模した“夏の区界”では、人間の訪問が途絶えてから1000年ものあいだ、取り残されたAIたちが、永遠に続く夏休みを繰り返していた。
だが、突如として終焉のときが訪れる。謎のプログラム“蜘蛛”の大群が、街のすべてを無化しはじめたのである。こうして、わずかに生き残ったAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦がはじまる―『廃園の天使』3部作、衝撃の開幕篇。
冒頭はスタンド・バイ・ミーのような夏休みの1日から始まりますが、のどかな夏休みをコンセプトにした世界が、突如外部からの攻撃で崩壊していきます。
世界の崩壊を食い止めようとする攻防の中で明らかになる、AI達の苦痛と、“数値海岸”を作った人間達の欲望が官能的に描かれています。
読んでいると、なんとなく三島由紀夫の文章を読んだ時の印象を思い出します。読んでてドキドキする感覚に訴える描写と、1文にも無駄がない緻密さが似てるように思うのかな。
少々ネタバレですが、あらすじに「絶望の一夜」とある通り、“夏の区界”はある意味失われてしまいます。そのシーンを、ベクシンスキーのこの作品をみて思い出しました。
ベクシンスキーは、たまたま友達のtweetで知った画家で、ポーランドの方だそうです。
Beksinski Official Web Site
サイトの音楽もステキ☆
グラン・バカンスは、廃園の天使シリーズの1作目なので謎のまま残っていることも多々あります。2作目「ラギット・ガール」では、仮想リゾート“数値海岸”が作られるまでが人間の側から語られます。すべての謎は今後の続刊になると思いますが、1作ごとに結末は着いています。
毎年、夏になると読み返したくなる1冊です。